56名中40名の回答(回収率71.4%)を得た。 H20.9では73% H21.12では81% H24.9は63% H28.1は74.5% これまでの4回の平均回収率は72.9%でしたので 今回もほぼ平均内の回収率でありました。
やや満足以上で100% H20.9の満足度は95% H21.12では87%、 H24.9は82% H28.1は92% これまでの4回の平均満足度は89%ですので 今回は過去最高の満足度ではありましたが、選択肢に普通を入れた 5択ではありませんので本当の意味での100%とは言えないものとも捉えています。
回答
割合
質問や相談に気軽に応じてくれる
30
75.0%
不安が軽減する
28
70.0%
自分で行なう運動やメニューがわかった
27
67.5%
障害の状況や状態の説明がある
26
65.0%
受けることの楽しみがある
1歩踏み出せるような言葉がけがある
23
57.5%
家族に状況の説明や報告がある
22
55.0%
血圧や体重、食生活など健康に意識するようになった
21
52.5%
日常生活に幅が広がる提示や助言がある
生活の過ごし方や生活面への注意や提示がある
歩行・入浴・排泄などの日常生活動作への助言や指導がある
表情が良くなった
19
47.5%
ベッドマットや車椅子クッション、歩行補助具、介護用品などの福祉用具の提示や助言がある
認知症の予防になる
16
40.0%
身体に力がついた
手すりの設置や段差解消など住宅改修につながる提案や助言がある
生活にメリハリができた
13
32.5%
介護知識が増えた
12
30.0%
配慮、気配りができる
11
27.5%
外出の頻度が増えた
介助技術がついた
10
25.0%
生活に役割が出来た
9
22.5%
趣味が増えた
3
7.5%
未回答項目ありませんでした。 23項目の重複回答で50%以上の回答を得た項目数は約半分に当たる11項目にも及んでいます。 この50%以上の項目は、会話の中での説明・指導、助言などに重点を置く項目が多かったように考えます。その点で訪問リハ提供において時間をかける必要があった項目であると 言えるのではないかと思っています。 50%が切る項目でも上記項目の要素は有していますが、福祉用具、住改から始まり、外出、そして、介護技術など個別に係るものが多いようにも思います。 下位2つ目の生活の役割が出来たに関しては、活動・役割などのアプローチが求められる中で生活に新たに与える視点でのものであるが故、まだまだ課題が多いことを自覚させられる結果となりました。特に最下位の趣味が増えるにおいては、さらに厳しい結果であったと考えています。 趣味を増やすことは現実的な生活の中ではなかなか得られないものでありますので、増やすのではなく趣味が出来たに留まる質問が良かったのではないかとも思われました。
・その他 何かございましたらご記載下さいについては記載が2つありました。 ・両親それぞれの性格を理解して下さり、ゆっくりと話を聞いて対応して頂き、 大変感謝しています。 ・担当の方の訪問により会話が増えた。担当の方に非常に満足しているようです。 ・指導が適切で安心感が持てる。 ・他記載なし
・とても感じが良いので不満はありません。 ・他記載なし
・出来る ( 35 ) ・出来ない( 3 ) ・未記載 ( 2 ) 満足度100%からすれば事業所の紹介が出来ない3名は、 紹介すると再利用ができなくなる、頻度を増やせなく なる危機感からのものかと良心的に推察しています。
・お祝いの賞状やクリスマスプレゼントを贈って頂き本人はもちろん家族も恐縮して います。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 ・患者はとても敏感ですが安心してリハビリを受けるようでいつ来るか楽しみに しています。 ・約10年前伊勢崎市にある病院から退院したのですが、病院のリハビリをしてもらいたいと話をしたが、出来なかった。その中で前橋の病院でリハビリが出来るとあった。 約7年間(言語、足、手)リハビリをやってきた。なぜかと言うと、東毛地区にリハビリをするところがなかった。最近東毛太田でリハビリをやってくれる所が出来た事、大変に良かった。 ・少し時間を長くしたい。 →時間は60分まで対応は可能です。頻度も含めて担当のケアマネージャーや訪問リハ担当スタッフにお気軽に声をおかけいただければと思います。 ・他記載なし
よい( 31 ) まあまあよい( 2 ) あまりよくない( 0 ) わるい( 0 ) 未記載 7
記載コメントが2つありました。 ・電話をかけたことがありません。 ・TELの対応はあまりない。 電話の対応では、まま良い以上が8割であった。 2割の未記入は電話応対することがなかった方が占めたと思われます。 事務員業務という意味であったが、受付の事務と捉えず、 訪問リハスタッフの事務仕事 としての対応と捉えた方もいたものとも考えます。
満足度に関しては、スタッフの関わり方が大事ですので、今後も会議や普段の会話やスタッフ間の情報共有などを通して啓蒙啓発をしていく考えでいます。 訪問リハにおいては、地域包括ケアシステムの中で幅広く対応できる知識や視点が求められるものと考え、2.訪問リハを受けて良かったと当てはまる項目に○をつけて下さいといった幅広く質問項目を挙げ、どれだけの回答が得られるかを評価しました。 23項目全てに〇があり、未記載項目がなかったことは良かったと捉えています。趣味や生活の役割に関しては極少数でしたので、そういったこところまで取り組むことは予測通り厳しい現実を認識しました。 今後、これを踏まえスタッフと情報共有して、この課題と向き合いたいと考えています。 しかし、利用者様の多くは現在の生活がやっとという方々まで層もあることですので、今後 どれだけこの項目が増やせるかは正直自信がありません。 とりあえずは、書式Aの興味関心シートの活用を毎年1回は評価運用していますが、これを通して、目標に掲げること、プランに取り入れることであろうかと考えています。
文責 リハビリ部長 中原